「きっと怒っている」――相手の気持ちは、本当にわかる?
短い返事から、頭の中で長い物語が始まることがあります。認知行動療法でいう「心の読みすぎ」は、相手が考えていることについての推測を、確かな情報として扱うことです。自分にレッテルを貼るためではなく、まだわからない部分に気づくための見方です。
Pofuna編集チーム · 公開日:
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起きたことと、つけ加えた意味を分ける
友人に「今週は会えない」と言われて、「私とは会いたくないんだ」と受け取ったとします。寂しくなるのは自然なことです。ただ、聞いた言葉と、そこから考えた理由は別の情報です。関係について結論を出す前に、二つを分けて書いてみてもよいでしょう。
Centre for Clinical Interventions — Unhelpful Thinking Styles (PDF) ↗
架空の例:そっけない返事
同僚に原稿を送り、「受け取りました」とだけ返事が来ました。「気に入らなかったんだ」と、すべて書き直したくなります。しかし、内容への評価はまだ届いていません。「返事は短い。原稿をどう思ったかはまだわからないので、感想を待とう」という見方もできます。好意的な推測に置き換える必要もありません。
わからなさを残す問い
その解釈を裏づける、はっきりした言葉はありましたか。ほかにどんな理由が考えられるでしょうか。友人が同じことで悩んでいたら、何と伝えますか。確認が必要なら、適切なときに一度、具体的に尋ねる方法があります。同じ安心を何度も求めても、不確かさをすべてなくすことはできません。
答えが出なくても次へ進める
「今は相手の気持ちがわからない」が、正直な区切りになることもあります。そのうえで自分の用事に戻ってかまいません。明らかに傷つける行動まで別の可能性で正当化する必要はありません。不安が続き、生活を狭めているなら専門家に相談できます。この例は実際の利用者の体験ではありません。
出典と参考資料
出典は英語です。説明と架空の例はPofunaが独自に作成しており、出典の機関による承認を示すものではありません。